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クラブ遊びのススメ  No.03 クラブとディスコの違い (β version :01/17/2000)
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 今回は、「クラブ?ディスコ?」なんですが、最近新しくオープンしたクラブはどれもディスコっぽいですね。まずそもそも、クラブとディスコの違いは何なんでしょうか。これには様々な説があります。 
 1つ目は、法律的な分け方です。 
 ディスコというのは、「風俗営業等の規制および業務の適正化に関する法律」に規定されている風俗娯楽施設で、分類は「第二号・ナイトクラブ」になります(分類番号が小さくなると許可承認が難しくなります)。ですから、風俗営業許可申請の際には「ナイトクラブ営業許可申請」になります。この風営法概念上の「ナイトクラブ」というのは、簡単に言えば「店が酒類を提供し、客を躍らせる娯楽施設」と定義されています。つまり、「店が所有する業務内容」として、酒を作って客に出し、またDJを雇って曲をかけて客を躍らせる場所、ということです。 
この「第二号・ナイトクラブ」は、営業許可がとりにくいことと、取締りが厳しい点が挙げられます。しかし許可がとりにくいといっても、とれないわけではありません。ただ、承認される際に、かなり店側に不都合となるような条件をたくさん付けられてしまいます。(参考:パート、アルバイトも含む総従業員名簿の作成と、それを当局に提出することなどが必要) 
 これに対してクラブというのは、風営法上の分類では「第五号・喫茶店、バー(甲)」と定義されます。この定義は、暗い照明の下で客に酒類を提供する場所、となります。クラブもDJがいて、音楽がかかっていて、踊れますが、「店が用意したものではない」のです。 
つまり、店はイベントを行うためのレンタルスペースなのです。酒類を取り扱うため風営法上の許可が必要ですが、スペースの中で、つまり店の中で行われることは、公序良俗に反した内容でない限り、店としては責任がないのです。 
ですから、イベントオーガナイザー(イベントの主催者)が店の内装品のレイアウトを変えて客席を極端に減らして、店の真中に大きなスペースを作ってDJにガンガン音楽をかけさせても、「第二号・ナイトクラブ」であるディスコではないんです(笑)。だから毎日イベントばかりなんです。毎日内容が違うんです。 
しかし、毎週レギュラーでやってるイベントもあります。明かに店がやっているとしか思えないイベントですね。これは、店がダミーのイベント会社を便宜的に作っていたり、また、店の所有会社が、イベント事業部を作っていたりします。ですから、店自体はなんら関係がないということになります。 
 簡単に言えば、毎日同じ内容で営業できるのがディスコ、毎日違う内容でしか営業できないのがクラブ、ということです。あれ?一言で済んじゃいましたね(笑)。 
 もう1つは、見た目の雰囲気による分け方です。 
内装がゴージャスでバブリーで、かかっている曲がずっとダンスクラシックス、ユーロビートならディスコ。内装がモードちっくであったり、シンプルであったり、場合によってはコギタナくて、かかっている曲が時間によって変わっていって、クールでかっこ良さげならば、クラブ。なんともあいまいですいません。結論としては、どっちもあんまり変わらない、ということです。気にせず遊んでください。 
 蛇足ですが、僕の考えるクラブは、いい曲とおいしいお酒があって、プラス「そこにカルチャーがあるところ」です。ただ楽しいだけではそれこそただの「遊興場」で終わってしまいます。 
 カルチャーといってもわかりにくいでしょうから他に例えて説明しましょう。 
例えば、ヒップホップ。70年代初めにニューヨークのダウンタウンで発生した黒人文化です。ヒップホップとは、ラップの事だけを指すものではなく、今や黒人文化そのものといえます。 
かいつまんで説明すると、ヒップホップカルチャーは3つの側面があります。 
 まず音楽的な表現は、ラップを基調とする(アフリカ系)黒人独自のナマリを生かした新しい音楽ジャンルを開拓しました。 
 ビジュアル的な表現は、ブレークダンスをはじめ、音楽に合わせた独特なダンス手法(バックビートを取りながら踊る)を確立させ、そして発展させてきました。これは動的ビジュアル表現といえます。 
 もう1つの表現は、スプレーペイントに代表されるアート的側面。これは静的ビジュアル表現といえます。 
これらの、音楽、動的ビジュアル(ダンス)、静的ビジュアル(アート)などが、シナジー(相乗効果)を生みヒップホップは発展してきました。 
 クラブも今や「遊びの中の1つ」という、カテゴリーを打ち破り、積極的に成長を続けています。音楽シーン(メジャーなヒットチャート)にだけでなく、ファッションや、ライフスタイルにまでも影響を及ぼしています。 
みなさんもぜひ「クラブカルチャー」を体験してみてください。 

次回は「どんな服装で・・・?」です。お楽しみに。 
Special thanks to Mr. Tanaka.
*ヒップホップに関する詳しいレクチャーは、3年前に僕の友人である田中氏より受けました。

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