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クラブ遊びのススメ  No.08 ギャル攻略法(2:メソッド) (06/11/2000)
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 今回はいよいよ核心の方法論です。これは僕の個人的な持論ですから、もちろん異論がある人もたくさんいると思います。これが唯一無二の完璧なものなどとは思っていません。しかし、僕はここに書いた事をいつも考えながらパー(=ナンパ)をしていました。成功率のみを重視してやれば、ストリートでも10%以上いく自信はあります。あくまで世の中にたくさんある中の1つの方法論に過ぎませんが、実践すればきっとアベレージは上がるはずです。一言でナンパといっても薄汚い下心丸出しのパーだけではありませんね。単にクラバーとして、始めて話す人達と会話を楽しむのもクラブ遊びの1つの楽しみです。 
 では前回に書いた自分自身の状況把握についてもう少し詳しく説明します。この意味というのは、まずは分のアイデンティティーを確立するという事です。アイデンティティーの各パラメーターの一例は別掲の図2をご覧下さい。 
このデータ群は、属性、性格、精神状態、欲求などの極めて細かなバラバラとしたものです。つまり自分自身のアイデンティティーの確立とは、「客観的に自己分析し、自分は何がしたいのか、どうしたいのかといった目的をしっかりと明確化する」という作業です。 
一般的に、パーする時というのは相手の事ばかり見て、そして考えてばかりいます。しかしそれ以前に今の自分の状況を把握して今現在の自分にはどういう相手が合っているのか、また、狙ったターゲットをどういう風にどういう武器で攻めればいいのかという事を事前に考えておかなくては、いざ実行しても成功するはずがありません。片手間にやるならやめたほうがいいですね。相手に対しても失礼です。不愉快なだけです。 
「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」といいます。相手のことを深く探らなくてはいけませんが、その前に正しく適正に自己分析しなさいという事です。ましてや、相手をどんなに探っても全ては推測の域を出ません。しかし自己分析は100%とまではいかなくても、かなりの部分をカバーできるはずです。地盤を固める、という意味においても自己のアイデンティファイ(識別)は必要な事です。 
 自分自身の事を理解したら、次は相手について考えてみましょう。ここまででアイデンティファイ(識別)という事を理解していれば、今までよりも相手に対しての見方、考え方も今までよりももっと深く高度な分析ができるはずです。 
という事は・・・今までよりもアベレージが上がる可能性が高いといえます。アイデンティティーを推察し、推定する理由はイケるかイケないか、そしてどうすればイケ易いか(可能性が高くなるか)、という戦略的手段を練るためです。 
自分自身の事を正しく識別し(アイデンティファイ)、そして相手の識別も済んで大まかな全体像が掴めて、はじめてここで声をかけられる状態になります。 
まずは外見的第一印象で年齢、系統などの情報を元に自分の頭の中のデータベースを検索します。この時点で数億通りあるパターンの中から数百通り程度まで絞り込む事ができます(*理論値: 詳細省略)。ここで声をかけてみます。その瞬間に相手のリアクションでまた新たな情報が加わります。例えばウザったそうとか、抵抗感はなさそうとか。また、感情マトリックスの確認もできます。さらに最初の第一声が良かったのか悪かったのか(間違っていたのか)もある程度分かります。もし相手がウザったそうならそのデータを追加して、それを元に行動すればいいのです。また最初の声のかけ方が悪かったとほぼ断定できるなら、それに合わせた行動をとればいいのです。 
こう書くと「それができれば苦労しない」と思うかもしれませんが、僕にいわせれば簡単にできる事をやろうとしないからできないだけです。前もって様々な状況を想定して即座に対応できるようにしておけばいいだけでしょう。顔も服装も系統も、最低限の事は分かっているのですから。いつも何も考えずにぶっつけ本番でやっているからダメなんです。毎回毎回同じ事の繰り返しでは進歩がありません。人間には高度な学習能力がありますからそれを是非活用しましょう。 
また、人間にはスーパーコンピューター以上の情報分析能力と状況判断能力があります。相手のアイデンティファイはパーの前はある程度の精度でいいのです。あまり声をかける前に完璧を目指すと、的外れな思い違いという事になりかねません(特に相手が2〜3人の場合、主導権は誰が握っているかなど)。ですからアイデンティファイは思い込みや決め付けをせずに冷静かつ慎重に行い、そして大切なのは声をかけてから相手の反応に応じて即座に最適な判断を下し、敏速に行動する事です。こうして少し工夫するだけでもかなり違いは出てくるものです。 
実はこれは全く営業と同じです。「断られてから全ては始まる」という事です。様々な相手の断り文句を絶妙のタイミングで潰す為にも、あらかじめ頭の中でキチンと整理しておかなくてはなりません。状況に合った応酬話法を実践できるように心がけましょう。この応酬話法については後述します。 
 さて、それではいよいよ戦略論に移ります。知らない人に自分自身をアピールするのがパーの成功のカギとも言えます。自分で自分を売り込むわけです。セルフ・プロデュースですね。 
また、自分自身のプレゼンを自分で行うともいえます。ここでは効果的なプレゼン方法を基礎的なマーケティング手法を用いて解説していきます。 
まずはAIDMA法というもので(もしくはAIDA法)、それぞれ下記の意味の頭文字を取ったものです。 
  • A : Attension = 注意を引く、気付かせる
  • I : Interest = 興味を引く、興味を持たせる
  • D : Desire = 欲求を起こさせる
  • M : Memory = 考えさせて記憶させる、理解させる
  • A : Act = 実行させる、行動させる
これでは少し分かりにくいと思いますので、パーに当てはめて簡単な例を示します。 
まずアイデンティファイに応じた最適の声のかけ方をする(A = 注意を引く)。そして好かれるような話しの仕方、表現をする(I = 興味を引く)。そしてツボを押さえて興味を深くさせたらもっと話したい、遊びたいと思わせる(D = 欲求を起こさせる)。そして一歩踏みこんだ具体的な提案(即座に移動もよし、来週末の誘いでもよし)を出して少し引いて相手に考えさせる(M = 理解させる、想像させる)。で、一緒に遊ぶ(A = 実行させる)。 
これを短くまとめると、1.興味付け2.価値付け3.動機付け、となり、AIDMAとは別掲図3のようなつながりとなります。 
aidma1.の興味付けとは、注意を引いて相手の興味分野を探り、そのツボを突いて自分に興味を持たせる。2.の価値付けとは、一緒に遊んでれば楽しそう、や、何か得をしそう(物理的、精神的)といった「価値」を認識させる。3.の動機付けとは、パーで知り合うといったマイナスのイメージを消してあげたり、まだ分からない不審な部分を消してあげたり、今日ぐらいは遅くなってもいいかなと思わせたり、帰りは送ってもらえる、つまり電車は気にしなくてもいい、などといった最後の踏ん切りをつけさせたりします。ちなみにこの3つの流れに沿った話法を、三連論法といいます。ちなみに数学の証明などに使われる三段論法とは関係ありません。 
以上の大まかな説明だけを見ると、「なんだ、いつもそうしてるよ!」と思うかもしれませんが、果たしてきちんとA〜I〜D〜M〜Aとスマートに流れていますでしょうか。実際はデータ集めと思って手に矢継ぎ早に質問ばかりしていたり、魅力的な提案も出さずにただ「とりあえず出ようよ」と押しまくったりと、きちんとプロセスを消化していないものです。これではイケるものもイケません。
はじめのA(Attention)では彼女(達)がすんなりと話に入ってこれるような、素直に受け取ってくれるようなアプローチのかけ方をしなくてはなりません。自分本位で接してはダメです。こんなことは人間関係の基本ですね。 
そしてそのまま相手に考えるヒマも、あまりネガティブな事をしゃべるヒマも与えずに、I(Interest)に移りアイデンティファイされたデータを元に興味を持ちそうな話題、そして会話表現をしてどんどん興味を膨らませます。 
興味がパンパンに膨れ上がればすでにD(Desire)の入り口に立っています。つまり「楽しそう、遊んでもいいかな」と思ってきている状態です。この状態に入ってから1つ1つ丁寧にネガティブ要因を取り去る作業に入ります。要は断り文句を潰していく作業です。興味や関心が膨らむ前にネガティブ要因を取り去ろうとしても「はぁ〜?関係無いじゃん、ウザいよ!」と思われるだけです(ヒドければ言われます)。 
そしてかなりうちとけている事を確認したら、そろそろ駆け引きの頃合です。ガンガン押したり、ちょっと引いてみたり、ちらっと話題転換してみたり。駆け引きとはそもそも意外性を出したりして、相手の心理状態を揺さぶる為のものです。つまり揺さぶって揺さぶって相手の欲求を膨らませるのです。 
関心も十分に湧いて興味が膨らみ、さらに欲求も膨らめばもう相手の頭の中は未知の楽しい事でいっぱいでしょう。そこで具体的な提案を出します。相手の目の前にいる「自分」という現実と、相手の楽しい想像相手の頭の中で考えさせる。これがM(Memory)です。ここにくるまでにきちんとネガティブ要因を取り去っていないと、びっくりするような大どんでん返しがありますから注意しましょう。 
さて、ここまで進んでくればA(Act)はもうすぐ目の前です。あとはポンと背中を押す一言があればいいのです。それでなくともクラブは、ストリートに比べてはるかにゆっくりと落ち着いて話ができます。そして話し掛けやすい状況です。またじっくりと観察もできます。大事な事は、話しながら注意深く相手を観察し、きっちりとプロセスを踏んでいくことです。 
 女性というのは男性が思っている以上に普通の状態でも観察眼が優れています。気を張って接して丁度イーブンになれるぐらいです。もし女性が気を張ってクラブに来ていれば?いつも通りのダラけた行き当たりばったりのパーでイケるはずはありませんね。 
 次回は戦略編の続きを詳説します。AIDMA法と三連論法を理解して戦略的に考えられるようになっても、その戦略を立てるプロセスに問題があっては意味をなしません。その戦略策定プロセスを重点的に取り上げます。お楽しみに。 

  -- コラム 〜戦略と戦術について --
 戦略とは、ある1つの目標を達成する為の最善と思われる1つの流れに沿った計画の事です。もう少し深く説明すると、ただの計画ではなく様々なリスク、ネガティブ要因を計算に入れた一番損失の少ない、もしくは一番利益の大きい計画です。最低限に損失を抑えるか、それとも利益を極大化させるかは場合によってそれぞれちがいますが、一般的には機会費用が最も少ないものが好まれるようです。 
 これに対して戦術とは、戦略を構成する1つ1つの様々な手段、方法、テクニックといったものです。戦略が計画の概要なら、戦術はその構成要因です。 
戦略がきちんと立っていなければ個々の戦術はつながりを欠き、全く生きてきません。また戦術が弱ければ戦略自体がダレたものになってしまい、機会損失が大きくなってしまいます。故に戦略と戦術は互いに影響し合うものですから、どちらかに偏重してはいけません。バランスが大事です。 
例1:
各戦術が戦術A=20, 戦術B=20, 戦術C=20, 戦術D=20という数値を持っている場合、単純にy=A+B+C+Dとすると、A+B+C+D=80, y=80 となります。しかしここで戦略Xというものを介在させた場合は、y'=f(X)(A+B+C+D), y'>80 となります。このf(X)という関数が戦略です。個々の戦術同士が大きなシナジー(相乗効果)を生むようなしくみが戦略です。

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