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service ―CLUB INFOMAIL― のはじまり
まず、僕がビジュアルにこだわったメールを配信し出したのは10月下旬で、そしてこのINFOMAILを配信しだしたのは1999年11月上旬でした。
元々はごく少数の仲のよい友達などに、画像などを貼りつけたHTMLメールを出したりする程度でした。
なぜビジュアルにこだわったかというと、「白い背景に黒い文字」という殺風景なメールは仕事のときぐらいでいいんじゃないか?トモダチ同士ならもっと愛想があってもいいんじゃないか?メールってもっと楽しいものにならないのか?・・・などという事を常々思っていたからです。ここから全ては始まったのです。
いわゆるHTMLメールというものは、タグのみで管理しているため完全に見るためには画像も一緒に添付ファイル形式にして送るか、もしくはサーバーにアップロードしてある画像をメールを開くときにいちいちダウンロードしなければなりませんでした。
そこで僕はOutlook expressの雛型にヒントを得て、全てを一括して相手に送る−−−EMLファイル形式でメールを書きだしました。EMLファイルにすれば、例えばこのページも画像の崩れ無しで完全な状態で相手に送れるのです。もちろん、画像が入っていますから、メールにしては異例の重さになります。しかし、それほどアニメGIFなどを入れなければ100KB未満で収まります。
EMLというのは「Outlook expressメールメッセージファイル」ですから、開くためのアプリケーションはもちろんOutlook(express)です。
ですから当初はOutlookユーザーのみに配信していましたが、よくよく考えてみるとexpressはIEに付属しています。そして、IEはWin98に標準で入っています。また、i-Macにも入っています。つまり、ほとんどの人のマシンにはOutlook
expressが入っているのです。そこで、相手のメールソフトによってはEMLファイルを添付して配信したのです。
そのうちにいろんなメールを作れるようになり、メルトモも増えていき、何かみんなにいっせいに配信できるようなものはないか?と考え、自分の好きな趣味に関することがまず頭に浮かびました。
それはクラブ遊びです。少なくとも毎週末2軒はクラブに行っていますので、クラブに興味のある人にはなにかしらいい情報提供ができるのではないか、と思ったのです。これが、【CLUB
INFOMAIL】の始まりです。
当初は今のようにロゴも何もなく全くの切り貼りでやっていましたが、「クラブ」というエンターテイメント性を伝えるには文字などの情報だけでは不充分と認識していましたので、なんとかクラブの「イメージ」をビジュアライズできないかと苦心しながら作成していました。
そうこうしているうちに購読者も増え、俄然やる気になってクラブのレポートなんかもたくさんやってました。いろんなクラブに毎週どころか週に3回ぐらい行って遊びつつ(笑)取材してました。「このイベントではどうだった、あのイベントはこうだった」というような陳腐なレポートの数々でしたがそれなりに自分でも楽しんでやっていました。
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―CLUB INFOMAIL― の休止
楽しみながら作っていたCLUB INFOMAILでしたが、時間がたつにつれ様々な問題が出てきたのです。購読申し込みの急激な増加に対処しきれず、レポートを書く時間が削られてきだしたのです。
それと、クラブで遊んでいる時の楽しさが段々と薄れてきだしたのです。基本的にあまりパー箱(=ナンパ箱)は好きではないのですが、それでも一応のぞきには行きます。しかしそこにはクラブに来ているのに、楽しそうにしている人たちがあまりにも少ないのです。
これは・・・僕にとってはイミフメイなんですね。「お金を払って何しに来てるんだろう」と思うんです。そういうクラブシーンを見ていると徐々にやる気が失せてきました。
しかし、元々CLUB INFOMAILは自分が好きで発行し出したものですから、自分の好きに作っていこう、そう思い出したのです。ここからこのCLUB
INFOMAILは始まったのかもしれません。僕の独自の観点からクラブ遊びを楽しもう。それをみんなに発表しよう。そう思って作っていこうと思ったのです。しかし・・・毎日来る無作法な購読希望のメールや、必要事項すら書いてない欠陥メールをさばくのに時間がかさみ、やはり存続は難しくなってきました。そこで残念ながら、12/22を最後にメール版は休止したのです。
CLUB INFORM@IL
WEBSITEの誕生
このサイトが誕生したのは1999年12月22日です。以前から友人に、メールでの情報発信よりもウェブでの公開のほうが労力も少なくて済むと勧められていたのですが、メールの可能性と潜在能力をかなり高く評価していた僕はなかなか踏ん切りがつきませんでした。しかしメール版運営上で一連の悩みを抱えていた僕は、いい転機だと思ってウェブへと移行することに決めたのです。当時、購読者数は正式メンバーが80人弱、仮メンバーなどもいれると総購読者数は200人強でした。(注:正式な数字は先日のマシントラブルの際にデータ消失してしまいました。)たった1ヵ月ほどの期間にロクなプロモーションもなしでこれだけの人数を集められたことには満足できました。しかし、ウェブ版はメール版のような内容にするつもりはなかったのでまた一からの出直しになります。メール版ではクラブのレポートや紹介などが主でしたが、ウェブ版では僕の独自のクラブ観を表現しようと考えていました。今まで人のレポートを読むだけで自ら考えたり、提案したり、行動したりするような気概のない人たちはもうこのサイトには必要ありません。見ていただかなくても結構です。そういう思いでウェブ版を作っていこうと決意しました。
クラブは確かに遊びの中の1ジャンルです。しかし、僕はその1ジャンルであるクラブが本当に大好きです。クラブについて何か知りたいと思う人には充分な情報を提供します。分からないことがあれば、僕の価値観から見た解説を「1つの情報として」提供します。しかしあくまでその情報を取捨選択し、自分の中に取り入れるのは読み手自身です。このサイトは僕のサイトですから、僕の好き勝手に情報を垂れ流していきます。その中で同調できるものもあれば反発するものもあるでしょう。それは読み手の自由です。つまり、僕は誰の制限もなく自分の考えを好きなだけ、好きなように発表できる場を手に入れたことに気付いたのです。それが、このサイトです。トップページにはかなり硬派なノウガキがずらずらと並んでいますが、ここはクラブカルチャーの解説サイトではありません。ただ単に「安易に情報をゲットしようと思っている、頭を使うことを極端に嫌う連中」を排除しようという狙いで、トップページにわざわざあんなことを書いているのです。あまりミーハー気分でこのサイトを見て欲しくない、というのが本音です。しかしもちろん、全ての判断は読み手にゆだねられますが。
わざわざこの文章を読んでいるあなたは仮にこの僕の意見に反発するとしても、僕とは気が合うようです。あなたは僕のこのサイトの大事な閲覧者の一人でしょう。
Reason d'etre
Reason d'etre・・・つまり、存在意義です。せっかく手に入れたウェブスペースですから、存在意義を持たせたいと思いました。その為に、既存のクラブ系情報サイトをできる限りくまなく探して研究しました。探してみると結構あるもので、大きなものから中小、零細も合わせて300サイト以上ありました。その中で一番多い記事内容が「クラブレポート」でした。次いで「イベント情報」、そして「ディスクプレビュー」。つまりこれらの情報はこのサイトで提供しなくても他のどこのサイトでも手に入るわけです。それも、例えばクラブレポートで言えばcool-k氏の「Tokyo
Club Guide」のように僕には到底作れないクオリティーの高いものが他でたくさんあるわけです。ですから当初これらはこのサイトでは排除することにしました。しかし、「僕にしか書けないもの」を考えると、自分の価値観で選んだイベントは自信を持って勧めることができる、と思い、追加しました。それと同様に、ディスクプレビューも(このサイトのセクションでは
“ クラブミュージックス
” )現在のフロアーを反映しているものが他のサイトではかなり少ないことと、自分の好きな曲をまだ知らない人にも知ってもらおうと思い、付け加えました。
そして、元々以前から気になっていたクラブの文化的側面と、ビジネス的側面を自分なりに分析してみようと思ったのです。その試みの1つが“
渋谷クラブ事情 ”というセクションです。このセクションでは渋谷を舞台にして様々なクラブのトレンド動向や、ビジネスの動きを解説しています。僕的にはこういう事を知ればもっと楽しく遊べるのでは?という思いがあります。もちろん、判断は各個人にお任せしますが。
トップページに一応「クラブカルチャーサイト」とうたっているだけあって、もう少ししてサイトが成熟すれば、カルチャー情報もふんだんに取り入れ、公開するつもりです。草案は出来上がっているのですが、時期尚早ということでまだ公開はしません。きちんと段階を踏んでいきたいと考えているからです。
Progress
ではクラブカルチャーとは何でしょうか。カルチャーというからには何かしらの文化なのでしょう。
このクラブカルチャーの発祥は1970年代中盤のアメリカといわれています。起源はNYCともデトロイトともいわれていますが、ハッキリとした説は乏しいのが現状です。またカルチャー醸成過程においてはUK、ドイツ、イタリア等のヨーロッパ諸国の影響を強く受けているのも事実です。つまり世界中を巻き込んだ大きなムーブメントがそこにはあるのです。
単に音楽を聴きながら酒を飲む、というありきたりな遊びのひとつの分野に過ぎなかったクラブが、カルチャーまで巻き起こした背景に僕は強く興味をそそられました。
音楽を聴き、そしてその音楽に合わせて踊る。音楽にインスパイアーされたダンスが生まれたわけです。そして音楽とダンスがある空間にふさわしいアートが生まれ、アンダーグラウンドから生まれたクラブは今の繁栄を極めていく事になるのです。
このクラブに影響を受けた様々な人たちが自分のライフスタイルさえもインスパイアーされる。ここから本当の意味でのクラブカルチャーが生まれました。
しかしこのクラブカルチャーというのはあくまでも世俗的文化であり、非継承型文化でもあります。世俗的であるが故に堅苦しい決まり事などは存在せず、全ては各人のフリースタイルで発展を遂げています。
非継承型とはつまり、常に変化し進化を続け、時には亜種が発生しつつ今なお大きく膨らみ続けているという事です。 |